仕事もプライベートも、リモートコミュニケーションの比重が高まっています。家の玄関として訪問者とのコミュニケーションを図るインターホンも、ネットワークに繋がることで、テレコミュニケーションツールとなります。
今回は、世界2大IPインターホンブランド「2n(ツーエヌ)」と「Akubox(アキュボックス)」を取り扱うDOORCOM(ドアコム)の運営会社、株式会社ディー・オー・エル(DOL) に足を運び、IPインターフォンとスマートホームの連携について勉強会を開きました。
まず、ディー・オー・エルの松井伊織代表が、IPインターホンの最近の動向について話してくれました。
「従来より弊社案件の多くを占めるのが、マンションなどの集合住宅です。もちろん戸建の案件もありますが、デベロッパーや建設会社さまとご一緒することが多いんです。最近の傾向としては、リモートオフィス化したときに従業員を管理するために導入しようという会社も増えています。それに伴って、インターホンのカラリングも、従来のシルバー一辺倒から、ブラックの需要も高まっています」
「2n」と「Akubox」2つのブランドを取り扱う理由については、それぞれに長所があるから
「2n」社は、セキュリティカメラの最大手AXIS(アクシス)社のグループ会社になったことで、それとのシームレスな連動を期待して引き合いが増えているとのこと。様々なホームオートメーション機器との連携が可能で、世界的に販売数が多いことからみても、「2n」の市場における信頼性が裏付けられます。
一方の「Akubox」は、「2n」に比べてリーズナブルな価格設定と柔軟な機能性が人気です。
「2nに比べてリーズナブルとはいえ、きちんとしたカメラ技術に裏打ちされています。ネット通販サイトなどで安価に売られているものとはまったくの別物です。製品の企画には私たちも関与しており、現地で確認しましたが、製造ラインもアフターサービスもクォリティは十分です」と松井さんも太鼓判を押しています。
SmartHomeでも「2n」の製品を使った施工例がありますが、これからはその特性に合わせて「Akubox」の導入例も増えていくことでしょう。
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