前回は、セキュリティの要=インターフォンについて解説しました。
今回は、スマートホーム構築においてもっとも重要なスイッチ計画について説明します。
もっとも重要とされる理由、それは、スムーズな生活動線づくりに直結するからです。
やみくもにたくさんスイッチがあればいいというものではありません。
できるだけ無意識ないし自然に、思った通りに操作できるかどうか。それがまさに「スマート」といえるかどうかに直結するのです。
たとえば、廊下やトイレの照明スイッチは、人感センサーに任せて省略する。
できるかぎり少ない数で、必要な場所に、もっとも使いやすいタイプのスイッチを配置します。
そのために、お客様や設計事務所さまらと何度も打ち合わせを重ね、創り上げていきます。
ここでは、B邸で使い分けたすべてのスイッチについて解説していきます。
●将来の子ども部屋やゲストルームを想定し独立した個室の入口には、コントローパネルを備えたクレストロンLCDタッチパネルを配置
●洗面には5インチスマートタッチパネル(カメラなし)を採用
●ゲストがしばしば訪れるリビングダイニングの入口には、独特のデザインと操作感のベルギーのブランドBASALTE(バサルテ)タッチパネルを採用
●LDKのキッチン側に10インチのクレストロン大型タッチパネルを用意。全体を見渡せて、来客があれば大きく映し出すことができます
●クレストロンのCAMEOは、バックライトでボタンに書かれた文字が浮かび上がるタイプのタッチパネル。寝室や廊下など薄暗い場所に最適のアイテムです
●このような片切スイッチもスマートスイッチに変換することで他のスマートスイッチと連携可能です
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