前回の[スマートホームの基礎6]では、SUITE Smarthomeを導入するにあたり、お客様にヒアリングさせていただく内容についてご説明しました。
そこでいただいた情報をもとに、私どもSUITE Smarthomeでインストールに向けて準備することになりますが、それぞれのお客様のお宅に合わせてカスタマイズしていくので、かなり膨大かつ詳細に亘ります。
そうした手間暇を惜しまず、私どもは何度もお客様と打ち合わせをしながら使い勝手を洗練させていきます。
必要なところは妥協せず、そぎ落とせるところは思い切って省くことで、
ご予算を活かしながら、できるだけシンプルかつ快適なスマートホームを実現できるのです。
まずはソフト面です。
以下のような項目がポイントです。
1、調整役としてのカスタムインストーラー
設計事務所様、工務店様、電気工事士様、インテリアコーディネーター様などとともに、お客様の意思を確認しながら進めます。
2、madori UIの構築
お客様のお宅の間取りを反映したグラフィックとユーザーインターフェイスを製作します。
3、照明計画の策定
カーテン、ブラインド、シャッターの連動や、シーンチェンジを前提としたゾーン分けを行います。
4、スイッチ・インターホン計画の策定
お部屋や廊下など、エリアごとに、どの位置にどのキーパットを配置するか、詰めていきます。
5、BGM計画
リビング、寝室、パントリー、トイレなど、部屋ごとに異なる音楽を再生することも可能です。
6、計画の決定権限と、実際のユーザー像の把握
ご主人、奥様、お子様など、それぞれのお部屋とお使いになる方を想定して使い勝手を詰めていきます。
7、アフターメンテナンスの方法
実際に使い始めてから、必要に応じて使い勝手を向上させるためのサポートなどは、カスタムインストーラーが実際にお宅に伺ったり、遠隔でのソフトウェアアップデート等で対応可能です。
8、セキュリティ計画
インターフォンカメラや電気錠、電動シャッター等の計画を行います。
以上です。
次回は✓項目の「ハード面」についてご紹介します。
<まとめ>
Suite Smarthomeがプランニングにあたりソフト面でチェックする項目は、具体的なユーザーを想定して多岐に亘る。
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