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2月7日発売の「モダンリビング」243号に、私たちが照明やホームオートメーションを手がけた『Hald Cave House』が掲載されました(P120-133)。表紙にも採用されています。

 

中世の教会のようなカマボコ型アーチを描く屋根が連続し、水と緑の溢れる中庭をステージにしたアウトドアリビングは、ここが日本の住宅街の一角であることを忘れさせます。完成までに3年を要しましたが、私たちも訪れる度に楽園へと姿を変えていくさまにため息が出ました。
このお宅では、照明のほか、エアコン、床暖房などが私たちのホームオートメーションシステムによって一括制御されています。たとえば階段のシャンデリアについては、所在地の緯度経度における日の出・日の入りのデータと日々自動的に連動し、照明が点灯する場所と、消えるまでの時間をコントロール。屋外と室内、昼と夜の区別なく心地よい環境に仕立てることで、ご家族やゲストの自然な回遊を促しています。

加えて、各部屋には分かりやすく使いやすいコントローラーを配置し、住まい手の意思にも直ちに応えます。高価な装飾品が豪邸の要件ではなく、こうしたきめ細かいヒューマンインターフェイスが装備された住宅こそが、豊かで贅沢な住宅なのではないでしょうか。
また今号では、巻末の特集『FIRST CLASS FACILITY 豪邸に選ばれる設備の頂点』にもご注目。黒崎敏さん、池貝知子さん、森山善之さんの建築家3名がホームオートメーションをテーマに鼎談されています(P274)。

黒崎さんは「ラグジュアリー層は豪華な物よりも、豊かな”時間”を買いたい人が多い』と述べられていますが、私たちがSUITE SmartHomeで目指すのも、まさにそのための”設備コンシェルジュ”です。完成までご相談を重ねるのはもちろん、お住まい完成後のお客様とのお付き合いも大切にし、素晴らしいご縁を繋いで参りたいと考えています。

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